改訂版の「対外貿易障壁調査規則」、
来年1月1日から施行
中国商務部公平貿易局によると、改訂版「対外貿易障壁調査規則」のパブリックコメント収集が完了し、2005年1月1日より施行する予定である。
貿易障壁調査は、他国による輸入障壁を防止し、自国の貿易利益を保護するための重要な措置の一つである。なお、現行の「対外貿易障壁調査暫定規則」は2002年11月から施行されているものである。
改訂版には、これまでの暫定規則の内容をもとにして、貿易障壁の認定範囲を明確にし、拡大するほか、貿易障壁調査申請書の調整などを実施し、WTOなど国際貿易規則との矛盾をなくすことが盛り込まれている。
公平貿易局は、「中国は、世界各国の貿易障壁に関する情報収集を行うなど、積極的に貿易政策に取り組んでいる」と説明した。
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