2004 No.48
(1122 -1128)

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>>記者会見

 

外交部、「中日関係の問題点は
靖国神社参拝にある」と表明

章啓月外交部スポークスマンは11月23日の記者会見で、中日関係について記者の質問に答えた。

――小泉首相は中日首脳会談を終えた後、「靖国神社参拝問題に対する中国側の立場は理解するが、中国側が日本側の立場を理解すると信じる」と語った。日本の記者が質問した今後の参拝の可能性については、「今後はこの問題を論議しない」と述べた。これをどう論評するか。

中国と日本の指導者は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催期間に首脳会談を行った。われわれは、今回の会談は中日関係の改善と、健全かつ安定した発展の推進にとって重要な意義があると考える。胡錦涛国家主席は会談で、いかにして中日関係の前向きの発展を一段と推進するかについて中国側の立場を詳しくはっきりと説明した。胡主席は、「中日関係を発展させるためには、歴史問題は避けるべきではなく、また避けることができない。両国の政治関係の困難を招く問題点は、日本の指導者による靖国神社参拝の問題である。日本が中日関係の大局から出発し、この問題を適切に処理することを望む」と述べた。今回の会談は、中国の政府と指導者が中日関係を高度に重視していることと、両国関係が国交正常化実現以来32年にわたり大きく発展したことを再度示した。われわれは、双方がいずれも両国関係の進展を重視し、中日関係の安定した健全な前向きの発展を推進するため積極的に努力することを望む。