胡主席、エジプトでの
イラク問題会議開催を支持

エジプトで開かれているイラク問題国際会議に中国政府特使として出席している王光亜国連代表部大使は11月22日、胡錦涛国家主席からエジプトのムバラク大統領に宛てた親書を同国のアブル・ゲイト外相に手渡した。

胡主席は親書の中で、中国がエジプトによるイラク問題国際会議の開催、イラク問題解決への尽力を評価、支持すると表明し、さらに「イラク情勢は依然として懸念の的だ。根本的な解決策は、イラク国民が公正で透明性のある選挙で広範な代表性のある政府を樹立し、真の意味で国の主人公となることだ。国際社会はこのために支援を提供すべきである。特に国連が役割を発揮するのは重要だ。同時に、イラクの隣国とアラブ諸国の合理的関与をも尊重し、考慮すべきだ」と表明している。

胡主席はまた「中国はエジプトと二国間や重要な国際と地域問題における協力を一層強化し、両国の戦略的協力関係を充実させたい」と述べている。