2004 No.49
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>>中日交流

 

温家宝総理、小泉純一郎首相と会見

温家宝国務院総理は11月30日、ラオスの首都ビエンチャンで小泉純一郎首相と会見した。会見の際、温総理は次のように述べた。

中国と日本は重要な隣国だ。中日国交正常化以後の32年間に、両国関係は大きく発展した。善隣友好関係の発展は両国にとって利益があり、アジアや世界にとっても利益がある。

現在、中日関係のさらなる発展に影響する主な障壁は政治にある。問題点は日本首脳の靖国神社参拝だ。この件への対処の良し悪しは、両国関係の発展に直接影響する。中国には「鈴は取り付けた人が外すべきだ」という古い言葉がある。われわれは、日本の首脳が中日関係の大局から、この問題に正しく対処し、得がたい中日関係が妨げられないようにすることを望む。『歴史を鏡とし、未来に目を向ける』とは歴史に正しく対処しなければならないということであり、中国と日本の世々代々にわたる友好の基礎でもある。

中国と日本には幅広い共通の利益があり、必ず長期の角度と戦略的視点から両国関係の発展を考慮、促進しなければならない。中国と日本は友好的であり続けなければならず、これは人心の向かうところであり、大局の赴くところであり、歴史がわれわれに教えた道理でもある。