中国国際航空、12月に香港で上場

国際金融報によると、中国国際航空株式有限公司（以下、中国国際航空と略称）は12月6−9日の間、香港株式市場でIPO(新規株式公開)を実施し、16日に香港証券取引所で取引を開始し、10億米ドルを調達して航空機購入や債務返済に充てると発表した。

同紙によると、中国国際航空は全株式の31％に相当する28億1000万株を公開発行すると考えている。応募が多ければ、最高15％相当の株式を公開発行する可能性もある。公開発行株式のうち、新株は90.9％で、残りは旧株である。

報道によると、公開発行完了後、筆頭株主である中国航空グループ公司の同社の持株率は従来の77.8％から53.7％に低下する。同社は現在、136機の航空機を擁しており、69の国内都市と34の国際都市に飛んでいる。

本土三大航空企業のうち、中国南方航空、中国東方航空はすでに上場しており、中国南方航空の時価総額は約17億米ドル、東方航空は10億米ドル。中国国際航空が株式公開を行った後、その時価総額は25億ないし33億米ドルに達すると見られている。