外交部、教科書問題をめぐる
日本文相の発言について語る
章啓月外交部スポークスマンは11月30日の記者会見で、日本文部科学大臣の歴史教科書に関する発言について、記者の質問に答えた。
――報道によると、日本の文部科学大臣は、日本の教科書は「自虐的」なイメージから抜け出すべきだと表明した。また、教科書から「慰安婦」や「強制連行」といった言葉が減少したことが喜ばしいとも語っている。中国側はこれをどう論評するか。
歴史教科書問題の本質は、日本が例の侵略の歴史に正しく対処し、正しい歴史観で若い世代を教育できるかどうかということである。侵略の歴史を直視し、歴史の真相をありのままに若い世代に伝えてこそはじめて日本が歴史の教訓を本当の意味で汲み取り、アジアの近隣と友好的に共存できると、われわれは考えている。
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