2004 No.50
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>>中日交流

 

中日韓の環境相が東京で
3カ国の連携を呼びかけ

中国・日本・韓国の環境担当相が環境問題をめぐって話し合う「第6回中日韓3カ国環境相会議」が12月4日、東京で開幕した。

会議は2日間開かれる予定で、4日の会議では、地球温暖化への対策、廃棄物の少ないリサイクル型社会の構築などについて話し合い、5日は、モンゴルの環境相を招いて黄砂現象への対策を討論する。第1回中日韓3カ国環境相会議は1999年に開かれたが、2003年北京で開催されたのは第5回会議である。

中国国家環境保護総局の解振華局長は4日の会議で演説し、3カ国による環境分野での協力の重要な意義を強調した。

解局長は演説の中で、「環境問題は東アジア各国が直面するグローバルな問題であり、東アジア地域の重要な国として、中国と日本、韓国の環境や持続可能な発展プロセスは、地域全体の今後の発展にとって非常に重要だ。中日韓の環境相会議は、地域で最も重要な協力体制の一つとして、果たすべき役割を果たさなければならない」と表明し、「今回の会議では、『平等な対話、共通認識の拡大、理解の促進、協力の推進』の精神に基づき、リラックスした友好的な気分の中で、3カ国の環境分野での協力を振り返り、将来の展望を探りながら、共に関心をもつ重要な環境問題について意見を交換したい」と述べた。

日本の小池百合子環境相は、ロシア東部を含む北東アジア地区の環境を保護するため、日中韓の3カ国が共に努力すべきだと呼びかけた。