2004 No.50
(1206 -1212)

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>> 経済

 

中国西北地区の16都市が
提携で観光産業に取り組む

中国西北地区の16都市に共同で観光産業の発展を模索する動きが現れている。11月25日から28日にかけて上海で開かれた中国国際観光見本市で、合計130カ所を超える各都市の観光スポットを連動させて観光客を誘致しようという計画が明らかになった。

寧夏回族自治区銀川市主導のもと、内蒙古自治区アラシャン(阿拉善)盟、陜西省延安市、甘粛省敦煌市など16都市は2004年7月に観光業連合会「西北風情」を発起し、各都市を観光業で結びつけた「観光経済圏」を構築し、他地域に対する競争力の向上を図るための第一歩を踏み出した。

「西北風情」は主に自然観光と民族性の強みを生かして、敦煌の莫高窟、ジンギスカン陵、壷口瀑布のような海外でも比較的有名な観光スポットを主とし、7つの主要観光コースと4つの独特な観光コースを企画している。

「西北風情」の企画者は、中国西北部の観光産業の大同小異が否めない事実であるという見解を示しながら各観光地を連携させて付加価値を高め、観光客の誘致を促進することを打開策として、これらの観光コースを企画したと説明した。