中国国有商業銀行、外資系の
戦略投資家を積極的に誘致
中国銀行監査会の唐双寧副主任は11月28日に開かれた金融フォーラムの席上で、中国銀行、中国建設銀行は現在の国営の仕組みを変え、レベルアップを目指し、国際基準に合わせるため、外資系の戦略投資家を積極的に誘致していることを明らかにし、次のように語った。
中国銀行と中国建設銀行は国際資本による効率性の高い規範化された市場監督メカニズムと制約力を十分に生かし、会社法人による管理システムを確立し、銀行の経営管理の規範化と科学化を促進する。
WTOに加盟した際に中国が承諾した通り、2006年から中国は業種を全面的に開放することになる。それまでに国有商業銀行の総合競争力を高め、その経営管理メカニズムを根本的に変えなければ、外資系銀行との格差は更に大きくなる恐れがある。
説明によると、現在のところ両行は関係部門の要求通りに全面的に改革を進めているという。
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