2004 No.50
(1206 -1212)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 週間の動き


胡錦涛国家主席、シラク大統領と電話会談

胡錦涛国家主席は12月5日午後、シラク仏大統領と電話会談を行った。シラク大統領は、仏独英3カ国が核問題の解決についてイランと達した合意とその後の進展などを報告し、また、現在のイラク情勢と中東問題に対するフランスの見解を伝えた。これらの問題に対する胡主席の主な発言は次の通り。

イラン核問題について

仏独英3カ国とイランが協議を継続して長期の解決案を提示するのを支持する。中国は引き続き建設的な役割を発揮する。

イラク問題について

イラクの治安情勢が動揺し続けていることに、中国は深い関心を寄せている。先日の国際会議で達したイラク復興推進についての共通認識は、イラク平和事業に対する国際社会の支持を体現するものだ。

中東問題について

中東情勢は正念場にある。パレスチナの自治政府議長選挙が順調に行われることを望む。中国は中東和平プロセスを支持し、関係ある国連決議と「土地と平和の交換」の原則を基礎とする、政治交渉による問題の解決を主張する。中仏両国は関係問題について類似の観点を持っている。両国は引き続き協調を強化し、イラク問題の適切な解決と中東和平プロセスの推進のため、共に努力すべきである。