2004 No.51
(1213 -1219)

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>>記者会見

 

外交部、日本の新防衛大綱に強い関心を表明

劉建超外交部スポークスマンは12月14日の記者会見で、記者からの質問に答えた。
――日本が先週発表した新たな「防衛計画大綱」の中には、中国と朝鮮が未来の脅威に挙げられている。中国はこれをどう論評するか。

私はここで、中国政府の立場を再び言明したい。われわれは日本が軍事・安全保障戦略を大幅に調整したこととその及ぼす影響に強い関心をもっている。歴史的原因により、日本の軍事・安全保障分野の動向はこれまでずっと非常に敏感な問題だった。日本側がアジアの近隣諸国の人々の懸念に十分配慮し、引き続き平和発展の道を歩むよう望む。アジア地域の平和と安定を維持するため、軍事・安全保障問題では事を慎重に運ぶ必要がある。

日本の公的文書はいわゆる「中国の脅威」を公然と誇張しているが、これはいかなる事実的根拠もなく、きわめて無責任なことである。中国はこれに対し強い不満を表明するとともに、双方の相互信頼の強化と両国の関係の健全な安定した発展に役立つことを日本がより多く行うよう望む。