2004 No.52
(1220 -1226)

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中国の関係筋、「来年の中国経済の
GDP成長率は8.5%」と予測

『上海証券報』と国家情報センターは12月13日、「2005年度中国経済十大予測」を共同で発表した。それによると、今後もマクロ経済調整が続くことから、来年のGDP成長率は8.5%に落ち着き、固定資産投資の伸びは17%前後に縮小し、失業率は4.3%、消費者物価指数(CPI)の伸び率は4%前後になる見込みである。 

『上海証券報』と国家情報センターは2002年から毎年年末に同予測を発表している。今年の予測では、経済成長の原動力の強化、マクロ調整政策の動向、固定資産投資の状況、経済成長に対する消費の貢献度、物価の動向、貿易の構造変化、財政と通貨政策の方向性、資本市場の動向、世界経済の影響力などが主なテーマとして行われた。

来年の中国経済については、中国の消費構造の改善、産業構造の調整、都市化の加速、世界の製造業の中国への移転などで、高成長を維持すると予測している。また、来年の経済情勢によっては「積極的な通貨政策を中立的な政策に転換する」とした上で、マネーサプライM1は前年比で約17%前後増加し、利上げと人民元切り上げの圧力がかかると見ている。