中国の2004年の携帯市場は好調と予測
中国情報産業部は、2004年の電子情報製品の市場予測として、2003年の生産台数が世界トップとなった携帯電話並びにノートパソコン、デジタルテレビが三大ホットスポットになると発表した。
携帯電話では、通信業界の固定資産投資の増加に伴う生産能力が増強となり、2004年の生産台数は1億7000万台に達すると予測されている。国内市場の中国メーカーのシェアも拡大され、輸出台数は8000万台に達する見込みである。
このほか、業界筋は国内市場は生産過剰の傾向にあると警鐘を鳴らし、2003年の生産台数は販売台数の倍に達し、2004年も市場競争の激化によって、生産台数と販売台数の開きがより大きくなると指摘した。
メートパソコンは、販売台数が2003年の100万前後から800万台に拡大される見込みであった。また、デジタルテレビの受信機や周辺機器などの生産台数も2005年には3000万台に達すると予測される。そのほか、デジタルビデオ、MP3などのデジカメ製品のさらなる市場拡大も期待されている。
|