2004 No.09
(0223 -0227)

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>> 記者会見


国務院台湾弁公室、台湾の住民投票は海峡の
現状改変が狙いと指摘 

李維一国務院台湾事務弁公室スポークスマンは2月25日の定例記者会見で、3月20日に予定されている台湾の住民投票について発言し、「台湾当局がいかなる口実によって、大陸に焦点を定めた『住民投票』を行おうとも、『台湾独立』を目論む分裂主義的本質を覆い隠すことはできない」と指摘した。同スポークスマンの発言は主に次の通り。

台湾民衆の相当数が陳水扁当局の「住民投票」に賛成しておらず、国際社会もその動機に疑念を表明している。このような住民投票は台湾海峡の平和を維持するどころか、台湾海峡の平和と安定を破壊し、台湾海峡の現状の改変を企むものである。

陳水扁は民主主義の看板を掲げ、住民投票を独断専行的に利用して「台湾独立」の分裂活動を大々的に進める一方、いわゆる「両岸の平和安定連動メカニズム」の構築を盛んに口にしている。陳水扁に本当に誠意があるならば、「1992年の共通認識」を承認し、両岸の対話と協議のために創造的環境を回復させるべきである。さもなければ、台湾民衆と国際世論を再び欺くだけである。