2003 No.52
(22/12- 26/12)

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>> 経済

 

中国の外国製品への反ダンピング
調査が増える一方

商務部輸出入公平貿易局の関係者は12月3日、ここ数年来中国の輸入製品への反ダンピング調査が次第に増えていると述べた。

12月3日、商務部はG652光ファイバー反ダンピング製品範囲公聴会を催した。伝えられるところによると、1997年に中国が反ダンピング条例を公布して以来、外国製品に対する反ダンピング調査はすでに26件となり、そのうちの15件はWTO加盟後の2年間に行ったもので、2002年には9件あり、今年年初から現在までは6件ある。反ダンピング調査が増えているのはWTO加盟後、外国製品の輸入制限が緩和され、輸入製品の衝撃を受けて、中国の国内企業が貿易保護を探し求める意識と手段が絶えず強まっているからである。

今回の公聴会では、関係内外企業はG625光ファイバーの製品範囲について異なった意見を述べた。今年7月1日、中国国内のG625光ファイバー生産企業の申請に応じて、商務部はそれを検討し、公告を公布し、アメリカ、日本,韓国産の輸入G625光ファイバーに対し反ダンピング調査を行うことを決定した。今回の聴取会は上述の三カ国の応訴会社が調査される製品に対し異議がある状況の下で開かれた。

商務部輸出入公平貿易局の関係者によると、公聴会の裁定結果がこの反ダンピング調査の最終的裁定が公布される前に公布される。期限は今年7月商務部が調査公告を公布してからの18カ月間である。