2003 No.52
(22/12- 26/12)

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外交部、温総理訪米の成功を語る

劉建超外交部スポークスマンは12月11日の記者会見で、温家宝総理の訪米について「前後合わせて4日間にも満たなかったが、日程にむだがなく、内容が充実し、広範な共通認識、豊富な成果を得た。温総理の今回の訪米は成功だった。これは中米間の今後の建設的協力関係の持続的発展に大きな影響を与えると思う」と強調した。

劉スポークスマンは「温総理はブッシュ大統領ら米首脳と中米2国間関係について突っ込んだ意見交換を行うとともに、中米間の建設的協力関係のさらなる進展について、幅広くかつ重要な共通認識に達した」と指摘し、温総理が互恵互利、平等な交渉、経済貿易関係の発展を通じての貿易格差解消などの5原則を提示してブッシュ大統領も賛同した経緯や、通商問題を2国間で話し合う共同委員会のランクを引き上げ来年春に第一回会議を開くことで合意したことを紹介した。

また、劉スポークスマンは「訪問期間中、温総理は米国各界と幅広く接触し、中国の各分野の状況を説明し、両国民間の相互理解をいっそう深めた」と強調し、また両国関係部門間による経済貿易、物流、植物検疫、環境保護などの分野での協力の合意、「中米海運協定」、「交通科学技術協力合意書」などの調印、第6回国防次官級協議と第4回反テロ協議の年明けの北京開催合意など、一連の成果を挙げた。