李肇星部長、米の柔軟姿勢を求める
温家宝総理に随行してエチオピア訪問中の李肇星外交部長は12月14日夜、パウエル米国務長官と電話会談し、朝鮮半島核問題について意見交換した。
パウエル長官は「朝鮮核問題を平和的に解決するため、中国との協議を継続し、北京6カ国協議プロセスの推進にともに努力したい」と強調した。
これに対し李部長は、中国側の立場を説明するとともに、次回の6者協議に対し米側がより柔軟かつ実務的な姿勢をとるよう要求する考えを表明した。
また、パウエル長官がイラク情勢に関する最新情報を伝えたのに対し、李部長は「今回の事態の進展が、イラク国民の自治という目標の早期実現、イラクの再建および地域の平和と安定につながるよう望む」と述べた。
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