中国アフリカ協力フォーラム閣僚会議、
アディスアベバで開幕
中国アフリカ協力フォーラム第2回閣僚級会議が12月15日エチオピア首都アディスアベバで開幕し、人的資源の開発、農業、インフラ整備、投資、貿易などの重点分野における中国とアフリカの今後の協力のありかたについて話し合った。
開幕式には、温家宝国務院総理、アフリカ各国首脳、中国およびアフリカ各国の外交、国際貿易担当閣僚らが出席した。中国アフリカ協力フォーラムのアフリカでの開催は今回が初めてで、アフリカ各国の関心は強く、アフリカの44カ国政府代表が出席した。
エチオピアのメレス首相が開幕式であいさつし、「中国人民はアフリカ人民にとって信頼できる友人で、中国は常に相互尊重、相互対等を基本とする対アフリカ政策を取ってきた」と指摘。「中国はアフリカ解放のみならず、アフリカ大陸の経済発展の推進にも貢献してきた。中国はアフリカ31カ国の債権減免の合意を順守し、アフリカ各国から広く称賛された。これを見ても、中国のアフリカ発展支援が有言実行であることが分かる」と強調した。
閣僚会議は2日間の日程で開かれ、2003年から2006年までの具体的な協力計画を盛り込んだ「中国アフリカ協力フォーラム―アディスアベバ行動計画」を採択する。
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