中国の電力法改正案作業は6月までに終了
中国国家電力監督管理委員会(電監会)は2月9日、目下、進行中の電力法改正作業は、2004年上半期に終了し、公布されることを明らかにした。
電力法のほか、電力監督管理条例も間もなく公布される。電力網調整管理条例、電力供給・使用条例、電力施設保護条例が目下、改正中で、電力安全監督管理規則及びその他の関係法律も間もなく制定される。
このほか、中国の慢性的な電力不足を緩和するため、電監会は今年の主な政策として発電施設と電力網の建設を指導し、「西電東輸(西部の電力を東部に送る)」プロジェクトのような複数の地域にまたがる送電ネットワークを幅広く構築していく計画を立てている。
また、中国の北部、南部、東部各地域の電力体制を改革し、各地の電力市場の形成を促すため、電監会は各地に監督機構を設置し、電力公司の安全作業、責務の明確化、関連法律の活用、市場の秩序化など各方面の指導にあたる体制を確立する方針をとっている。
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