2004 No.08
(0216 -0220)

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呉儀副総理、ゼーリック米通商
代表部代表と会見

呉儀国務院副総理は2月12日、中南海でゼーリック米通商代表部(USTR)代表と会見した。

呉副総理は会見で、中国を含む世界貿易機関(WTO)の新加盟国はWTOにおける新たな多角的貿易交渉(新ラウンド)の中でも特殊な立場にあるため、他国とは異なる特別な待遇が与えられるべきである、と主張した。

呉副総理はさらに「WTOの新ラウンドを早く正常な軌道に戻すため、中国は積極的に努力しサポートする意向があることを表明した。新ラウンドで多くの結果を早く出せれば、先進加盟国と発展途上加盟国の双方の利益を一致させることができる」と指摘し、農業交渉は新ラウンドの核心となる重要な問題であり、農産物輸出補助金の撤廃期限に関する米国の建設的提案を歓迎すると述べた。

また「新しく加盟した発展途上国として、中国が加盟時の合意事項を厳しく実践することで、多角的貿易体制に貢献できる」と強調した。

これに対しゼーリック代表は、中米両国は新ラウンドで似通った立場にあり、中国の積極的な参加は新ラウンドの展開に有利であると指摘した。