2004 No.01
(1229 -0102)

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北京、100万枚の海賊版ソフトを公開破棄

中国では全国規模の海賊版ソフト対策が行なわれている。北京亦荘経済開発区で12月19日午前、これまでに押収されたソフトの公開破棄処分が行われた。

北京市版権局は今回の活動で押収された海賊版ソフトおよそ60万枚とその他海賊版製品およそ40枚を公開破棄し、海賊版対策の成果をアピールした。

国家版権局は今年8月26日、通達を発表し、(1)さまざまなソフト市場を全面的に整頓し、海賊版ソフトを違法販売する企業や個人を法に依って取り調べ、処分する(2)ソフトのプレインストール分野の監視・管理を強化し、違法にプレインストールされたハードウエアの製造・販売企業と責任者を取り調べ、処分する(3)インターネットを使ってのソフト配布に対する管理を強化し、ネットによる違法のソフト配布に関わったプロバイダーの責任を法に依って追及する――という3点を今回の業界整備の重点とすることを明らかにした。

今回の海賊版ソフト対策は9月8日、北京、上海、四川、広東を中心にとられた。国家版権局がまとめたデータによると、各地の著作権管理部門はこれまでに7914カ所の電子市場と1万5434軒の店舗を調査し、海賊版ソフトを販売していた616軒の商店を取り締まり、合計369万1971枚の海賊版ソフトを押収した。