2004 No.01
(1229 -0102)

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中共中央政治局、腐敗防止会議を開催

中国共産党中央政治局は12月23日、腐敗防止をテーマとする会議を招集した。会議では中央紀律検査委員会が第16回全国代表大会以降の腐敗防止活動について報告したほか、「党風廉政(クリーンな党の気風と廉潔な政治を目指す活動)」と反腐敗活動の現状分析や、2004年度活動方針の検討が行われた。また「中国共産党党内監督条例(試行)」と「中国共産党紀律処分条例」改正案の草案について討論した。

会議は、「現在も一部では腐敗などの行為が見られ、腐敗を生む土壌が根強く残っており、反腐敗・廉潔政治の任務が重い」と指摘し、「党員は冷静に、確固たる意思で、この重大任務に取り組む覚悟が求められる」との認識を示した。

2004年の活動のキーワードは「人民のために」「具体的な実行方法を」「クリーン」である。腐敗防止では、(1)一般から出された問題点を腐敗防止活動の中心課題とし、表面化した腐敗問題を厳重に取り締まるとともに、根本的な解決や腐敗の防止に力を注ぐ(2)規律違反・法律違反案件の調査を厳正にするとともに、人民の利益を損なう不正の風潮を裁ち切る――ことを目標とし、「党風廉政」や反腐敗活動を引き続き推進する。社会主義市場経済体制に見合った、教育・制度・監督が三位一体の腐敗予防・処分システムを確立し、より根本的な腐敗防止対策をとる必要がある。