2004 No.02
(0105 -0109)

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>> 経済

 

 

中国、来年の農作物生産向上で
5% 増収を目指す

12月25日に北京で開かれた「全国農業工作会議」の上で、来年の農作物の生産量が4550億キロに達成する意見が示されたことが明らかになった。

同会議では、農村部の労働力を1億人以上に調整し、生産能力の総合的拡大を通して農民収入の5%増収を目指すことが提言された。そのため、必要とされる穀物の生産能力の引き上げ、農業インフラの改善、自然災害対策の強化、科学技術の積極的投入などが検討された。

農業部の杜青林部長は来年の農業及び農村経済政策について、農民収入の底上げが中心になると説明した。これに合わせて、穀物の総合的生産能力、農村経済構造の戦略的調整、農村改革、農業のハイテク化、産業化、郷鎮企業の発展を主な政策項目とする「7大体系」建設方針が打ち出された。

杜部長は、「7大体系」建設に当たり、十分な検討、調整を通じた品種開発や市場整備、環境保護に関する基準を制定する必要性を強調し、各レベルの農業部門が連動し、農村経済発展の支援体制を築き上げるよう指示した。