WHO専門家、SARS対策で中国側と協力
世界保健機関(WHO)の専門家チームが昨年12月29日、北京入りした。専門家チームは新型肺炎(SARS)ウイルス研究および予防作業で中国側と協力する。
専門家チームは北京に到着後、広州を訪問する予定。
WHO北京事務所・SARS特別チームは、同事務所が12月26日午後、広東でのSARS疑似例について、衛生部から報告を受けたことを明らかにした。また「疑似例患者の診断、隔離、報告は速やかに行われた。中国にはSARS拡大を制御する能力がある」と評価した。
SARSの疑いがあると診断された男性が入院している広州市第8人民病院の唐小平院長は、患者の容体について、「熱が下がってから4日経過しており、体調は安定しつつある。食事の量も少しずつ増え、全体として回復に向かっている」と語った。
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