温家宝総理、イラク債務の大幅減免を考慮
温家宝国務院総理は昨年12月29日、米大統領特使のベーカー元国務長官と中南海で会見した。
温総理は「中米関係はいま良好な発展を続けている。中国は米側とともに、幅広い分野での協調と協力を不断に強化し、それぞれの関心事項を適切に処理し、両国の建設的な協力関係の新たな発展を推進していきたい」と強調した。また、イラク問題については「イラク再建の難しさ、イラク人民が置かれている立場を中国政府はよく理解しており、人道主義の見地から、イラク債務の大幅な減免を前向きに考慮する」と述べた。
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