旧日本軍遺棄毒ガス弾の被害者に
「協力金」給付へ
黒竜江省チチハル市で昨年8月4日発生した、旧日本軍の遺棄したイペリット(マスタード)ガス弾による事故で、日本政府の「協力金」給付準備が昨年12月29日から始まった。
給付対象となる被害者44人のうち、最高額は100万元、最少額は10万元となる見込み。この事故で死亡した河南省の李貴珍さんの妻と父親も28日、チチハルへ行って手続きをした。29日午後4時現在、41人の手続きが終了し、残りの3人も間もなく手続きを取る予定で、「協力金」は30日午後に給付される。
日本政府は同事件を解決するため、被害者への「協力金」計3億円を準備している。
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