2003年、中国は総額6000億元の国債を発行

中国国債協会は、今年中国で発行された国債総額は6283億4000万元に達したと発表した。発行量が6000億元を突破したのは始めてである。

中国財政部が2003年の初めに立てた計画では、年間発行量は6279億元である。内訳は記名式国債が4279億元、証書式国債が2000億元で、第12期記名式国債、第４期証書式国債が最後となった。

しかし、記名式国債の発行が、当初伸び悩みをみせたことなどから、財政部は発行計画を一部調整し、第13期記名式国債の発行を決定した。昨年下半期はインターバンク（銀行間）市場での入札が大きな成功を収めたことや第4期証書式国債の発行量がいくらか増加したことなど好調をみせた。

中国国債協会のデータによれば、昨年２月に第１期記名式国債が発行されて以来、記名式国債は3778億8000万元、証書式国債は2504億6000万元発行された。