2004 No.03
(0112 -0116)

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大陸部企業の香港上場がブーム

中国人寿(生命保険)株式有限公司は香港証券市場で人気が高まっている。12月中旬の株式募集で、香港市民が長い列をつくって購入申請表を請求し、購入超過が172倍に達した。上場日の12月18日、株価が26%上昇し、取引高が70億香港ドルを上回り、総取引高の3分の1を超過した。7日目の取引日の12月30日までに、株価が発行価格の3.59香港ドルより96%伸びた。

証券業の関係筋によると、大陸部の新株発行は香港の個人投資者の中で人気が高い。中国人寿以外、11月に入ってから香港で新規上場した20余りの銘柄の中で、中国財険(財産保険)、長城自動車、紫金鉱業など大陸部の企業も大人気である。

中国人民保険公司の財産保険の公開発行の超過購入が136倍に達し、長城自動車の超過購入が683倍に達した。今年香港で最後に上場した会社の紫金鉱業の公開発行の超過購入が443倍に達し、新株発行ブームの高まりを迎えた。

人気が高い市場を背景に、新規発行の銘柄がそれぞれ20〜70%値上げした。

年初以来、香港株式市場のH株がたいへん人気で、H株指数が年初の2008ポイントから上昇し、12月30日までに4996ポイントにまで上昇し、上昇幅が1.49倍で、ヘンセン指数の上昇幅を大いに上回った。H株先物指数の登場がH株市場を更に活性化させた。12月30日はH株先物市場の最初の決算日で、大規模な国有株の中国石油、中国石化と中国人寿の株価がいずれも上昇した。