2004 No.03
(0112 -0116)

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北京市内でのハクビシンの取り引きはゼロ

北京市林業局野生動物保護ステーションの王民中站長は1月5日、「ハクビシンは北京の市場からすでに姿を消している。飲食店でもハクビシンの使用は禁止されている」と説明した。

昨年流行した新型肺炎(SARS=重症急性呼吸器症候群)が一段落した後も、北京市はハクビシンの取り引きを解禁していない。広東省などの飲食店ではハクビシンの使用が再開されていたが、北京市では食用を厳しく禁止している。ハクビシンは、北京市民の食卓には上っていない。

北京市ではSARS流行が一段落した後も、陸生野生動物の商業利用、野生動物の飲食業への使用に関する許可申請を受け付けておらず、今後も許可証を発行しない方針だ。北京市で唯一認可されていたハクビシンの養殖場もSARS発生時に閉鎖されて以来、営業は再開されていない。