2004 No.04
(0119 -0123)

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今年の中国の観光業収入総額は
5600億元の見込み

中国国家観光局の何光?局長は1月8日、2004年の中国観光経済の各主要指標が2002年のレベルに達し、中国観光業の回復と振興をはかるという目標を打ち出した。その中で、国内観光と海外観光による収入は5600億元、海外観光客延べ9790万人を目指す。

中国の経済と社会の持続的健全な発展は、中国観光業の回復と振興によい環境を提供している。世界経済回復の加速化は、中国観光の海外観光客市場の不断増加に役立ち、中国観光業の長期発展のしっかりした足場も産業全体の回復と振興のために良い土台を築き上げると見られる。

中国観光業は今年「中国は永遠に魅力がある」というプロモーションテーマをめぐり、中国旅行目的地のイメージアップを目指すPRを強化し、北京オリンピック組織委員会とともに、「2008年オリンピック観光」計画を実施する。中国国家観光局は海外観光市場の回復に取り組み、中国本土と香港・澳門との提携関係強化を通じて、香港・澳門住民の国内観光の規模を拡大し、日本、韓国、ロシア、インド、米国、ドイツ、フランスなど主要諸国の中国観光人数の増加を促す。

何局長によると、今年の観光業のテーマは「中国ふりあいの旅」で、国内観光の面で、各地方は国内の旅行商品を引き続き豊富にし、優良化させ、工業観光、農業観光、エコ観光、科学技術、ドライブなどを発展させる。旅行社産業は正当かつ十二分な競争を通じて、サービス方式を革新し、広範囲な住民の観光に便宜を図る。

中国政府は休日観光協定メカニズムを一層完全なものにし、休日観光の健全な発展を促す方針をとる。

権威あるデータによると、過去数年間に、毎年3回の7日連休があり、時間から見れば1年の5.8%を占めるのみだが、収入は1年の国内観光業収入の20%以上を占めているという。