呉委員長、中曽根元首相と会談
呉邦国全国人民代表大会常務委員会委員長は1月13日、アジア太平洋議員フォーラム(APPF)出席のため中国を訪れた中曽根康弘元首相と会談した。
呉邦国委員長は、中曽根元首相の中日友好やAPPFの発展への貢献に感謝の意を伝え、「APPFはアジア地域各国議員間の交流にとって重要な機関となった。中国全人代は参加各国議会とともにAPPFの発展を推進していきたい」と述べた。
中日関係について、呉委員長は「中日両国間の人材や経済貿易の協力はいま過去の歴史上のいかなる時点をも上回っている。こうした友好的局面は得がたいもので、双方は『歴史を鏡とし、未来に目を向ける』という原則に基づき、中日関係を世界的かつ戦略的な視点からとらえ、中日人民の友好を何世代にもわたって続けていくべきである」と強調した。
中曽根元首相は呉委員長の中日関係に対する見方に賛同した上で、日本の政治家は「歴史を鏡とし、未来に目を向けて」、日中関係の健全な発展を推進すべきであるとの考えを示した。
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