胡主席、中曽根元首相と会見
胡錦涛国家主席は1月14日午後、第12回アジア太平洋議員フォーラム(APPF)総会出席のため北京を訪れている日本の中曽根康弘元首相(同フォーラム総会会長)、各国代表らと人民大会堂で会見した。
胡主席は中曽根元首相との会見で「新たな時代の中で、中日両国人民の根本的利益の保護、地域および世界の平和・安定の促進という観点に立って両国関係を不断に前進させることが、両国首脳に求められている」と強調し、「中日関係の政治的基礎である歴史問題に関しては、歴史を鏡として未来に目を向けることが必要で、両国人民の友好につながることを多くやり、両国人民の友好に反することは断じてやらないことだ」と述べた。
中曽根元首相は「日本国民の大多数は中国に友好的感情を抱き、日中友好を支持している。双方が大局に立って、両国関係がいま直面している障害を適切に処理し、両国関係を長期にわたって発展させ、地域協力をともに推進するため、さらに強固な基礎を築くことを望む」と述べた。
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