中国のネチズン増加がインターネット
活用を促進
中国情報産業部の王旭東部長は、1月6日に開かれた情報産業システムに関連する会議の席上で、中国のインターネットはネチズンの継続増加がeガバメント(電子政府)やeコマース(電子商取引)などの応用分野の発展を促しているという見解を示し、eガバメントは情報共有、業務運営面で、eコマースはアプリケーション環境の改善、企業の情報化促進、オンライン取引額の増加などで評価に値する発展を遂げたと説明した。
インターネットの応用分野はカード決済、税関業務、納税などのシステム構築から始まり、現在はICチップ搭載の次世代IDカード応用システムやネット上の社会事業など多岐にわたり、応用範囲も拡大を続けている。
また、デジタルデバイドが指摘されていた西部地区12省・自治区も、教育モデル建設などで情報化を促進し、一定の成果を収めている。中国のインターネット人口は2003年末の時点では7800万人に達し、世界第2位である。
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