外交部、「6者協議の準備は進展」と発表

孔泉外交部スポークスマンは1月8日の記者会見で、朝鮮核問題をめぐる次回の6者協議について中国が共同声明の事前準備を進めているものの進展が見られないとの指摘に対し、次のように答えた。

国際社会は次回の6者協議を注視しており、各国は、次回協議が第1回協議を引き継ぐ重要な役割を発揮し、順調に開かれ、具体的な成果を上げるべきだと考えている。こうした考え方から、中国はこれまで関係各国を訪問し、実務協議を開くなど、関係各国と緊密な連絡を保っている。この過程で、各国がこれまでの共通認識を文書化して確定できるよう中国は望んでいる。この作業は効果的であり、良好な基礎を作るものだといえる。

当然、各国の次回協議への期待や見方、討論の具体的内容には異なる意見もあり、観点にも違いがある。だが、この間の努力、中国の各国との調整を通じてこうした溝は縮まっている。各国間の相互理解、とりわけそれぞれの立場に対する理解はより明確になった。このため会談準備は進展していると私は考える。