2003年の中国港湾のコンテナー
取扱量が世界最高
2003年、中国港湾のコンテナー取扱量は4800万標準コンテナーに達し、世界第1位を占めた。
張春賢交通部部長は1月11日に開かれた全国交通事務会議の席上で、新しい統計データを明らかにした。2002年の中国港湾のコンテナー取扱総量は3700万標準コンテナーであったが、2003年は取扱量は2002年より1100万標準コンテナー増加して、4800万標準コンテナーに達し、世界第1位を占めた。
このほど、権威筋はコンテナー発展は国の工業化レベルを顕示していると述べた。中国のコンテナー取扱量が世界第1位に達したことは中国の総合的国力が強くなり、中国の国民経済が急速な発展をとげていることを示している。
2003年、中国のコンテナー取扱量が10位以内にランクされた港湾は上海、深セン、青島、天津、寧波、広州、厦門(アモイ)、大連、中山、福州であった。そのうち、上海港と深セン港のコンテナー取扱量は1000万標準コンテナーを突破し、それぞれ世界第3位と第4位にランクされた。
近年来、中国のコンテナーは急速に増加している。第9次5カ年計画期以来、中国のコンテナー取扱量は年ごとに90%増えている。2002年、中国の港湾コンテナー取扱総量は3700万標準コンテナーに達した。
コンテナー輸送は中国の対外貿易の発展を促進する上で重要な役割を果たしている。2003年、中国港湾の貨物取扱量は累計26億トンで、そのうち対外貿易貨物の取扱量は9億トンに達し、2002年同期よりそれぞれ16.9%、21.6%伸びた。上海港の貨物取扱量は3億トンを突破し、世界第2位を占めた。中国では貨物取扱量が1億トン以上の港湾は、上海、寧波、広州、天津、青島、秦皇島、大連と深センなど8つある。
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