2004 No.05
(0126 -0130)

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>> 経済

 


2003年の北京の輸出入総額は684億6000万ドル

北京税関は1月12日、2003年の新型肺炎の発生が北京市の輸出入貿易に大きな影響を及ぼしたにも関わらず、北京市の輸出入総額は依然として684億6000万ドルに達し、2002年同期と比べ30.4%上回り、そのうち輸出額が33.6%増の168億5000万ドル、輸入額が29.4%増の516億1000万ドルであると公表した。

北京税関によれば、北京市所属企業の2003年の輸出入総額2002年と比べて34.8%増の189億3000万ドル、そのうち輸出額24.9%増の73億7000万ドルで、全国の平均成長率を9.7ポイントも下回り、輸入額が42%増の115億6000万ドルとなり、100億ドル以上になったのは初めてで、全国の平均成長率を2.1ポイントも上回った。

北京税関の分析では、2003年の北京市所属企業の対外貿易に次の三つの特徴が見られる。

一、対米輸出の伸び率が史上最低になった。輸出業全般と比べて、2003年の北京市輸出は力不足で、対米輸出額が2002年と比べて4.8%増の10億7000万ドルで、最低に落ち込んだ。アジア市場への輸出も伸び悩み、中国香港への輸出額が1.9%増の8億2000万ドル、韓国への輸出額が26.6%減の2億8000万ドルであった。

二、携帯輸出が依然としてトップを維持したが、転落態勢を見せた。北京市の輸出額が10億ドルを超えた唯一の商品は携帯電話であった。2003年の北京市の携帯輸出量は1245万台、輸出額は12億1000万ドルで、2002年と比べて14.5%、10.3%低下した。

三、外資系企業の輸出比率がいちだんと上昇した。2003年の北京外資系企業の輸出額は2002年と比べて27.7%増の51億3000万ドルで、輸出総額に占める比率は1.6ポイント増の69.9%に達した。他方では、国有企業輸出額は12.9%増の19億8000万ドルで、輸出総額に占める比率は2.8ポイント低下した。