2004 No.05
(0126 -0130)

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>> 経済

 


遼寧省、投資環境の整備を今年の重点に

遼寧省は2004年を投資環境建設年とし、投資環境の整備を重点的に行うことになった。

遼寧省対外開放業務会議の情報によると、同省は2004年の行政審査・認可事項を大いに簡素化し、省政府が審査・認可した1551件のうち、当面587件が削減され、今後も改革に力を入れ、行政審査・認可の方式を改善し、政務公開制度を実施する構えである。

外資系企業の不満の声が強い行政費用徴収の問題について、遼寧省は重複費用徴収とルール違反の費用徴収を撤廃し、規則違反の検査と悪意のある罰金行為を断固として取り消し、政府の新たな費用徴収項目を明らかにし、社会に公開する。その前に、遼寧省は外資系企業行政費用徴収ハンドブックと費用徴収監督カード制度を実施し、不合理な費用徴収に対し、外資系企業は拒否の権利をもつことになった。

また、遼寧省は通関環境の改善に積極的な姿勢を示し、外資系企業のために良い経営環境を整えている。現在、瀋陽と大連税関は輸出入船積書類・信用状の審査、貨物確認と貨物中継などの通関期限を分解し、遼寧輸出入検査検疫局は輸出入貨物の申告、検査、船積書類確認、通関、登録の通関期限を一つ一つ定め、通関効率を大いに高めた。現在、遼寧省の各税関は輸出貨物の24時間検収・通関を輸入貨物の48時間検収・通関という目標を遂行した。また、通関効率を一層高めるため、全省は通関作業電子システムを構築している。