2004 No.06
(0202 -0206)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
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>> 経済

 

 

北京市の自動車購入の95%が自家用車

北京市の自動車購入では、個人による購入が取引全体の95%を占めているという。この比率は海外の先進国並みの水準であり、これによって北京の自動車消費市場がますます成熟していることがうかがえる。

公用車の購入が主流であったことから、公用車と自家用車の購入が半々となり、現在では個人による購入がほぼ独占しているという状況は、北京市民の間で、自動車の大衆化が急速に進展していることを物語るものとして注目されている。

輸入車販売はここ数年、マイナス成長をつづけてきており、それに代わって、国産車販売台数が伸びている。自動車メーカーが膨れ上がった在庫の処分を加速するために自動車価格の値下げを断行していることも、個人消費の活性化につながっている。

北京市のある自動車販売市場の輸入車販売の比率は2001年は16.3%、2002年は14.76%、2003年は10.4%となっている。しかも輸入車販売がますます高級志向を強め、そのため国産車の自家用車としてのニーズを増大している。