
胡主席、ガボン大統領と会談
ガボン共和国を公式訪問中の胡錦涛国家主席は2月2日午前、ボンゴ大統領と会談した。
胡主席は中国の対アフリカ基本政策として(1)引き続き中国・アフリカ人民の伝統的友好関係を強化・発展させ、アフリカ人民が自ら選ぶ発展の道を尊重する(2)国際的または地域的取り組みにおいて互いに支持し、発展途上国の正当な権利を共に保護する(3)引き続き互いに尊重、学習し合い、平等互恵を貫くことで、可能な限りアフリカ諸国への援助を継続し、共同発展を目指す――などを挙げた。
さらに胡主席は「友人として、われわれはアフリカの平和・発展事業に関心を寄せ、アフリカの抱える重要問題の解決を積極的に進めている」とし、コンゴ・リベリア両国での平和維持活動に参加したことなどを説明。今後の関係について「中国・アフリカ協力フォーラムは双方が協議を深め、協力と発展を模索していくための重要な基盤である。アフリカ諸国と共に、全面的な協力と共同の発展を目指す新しいパートナーシップの充実・推進に努めたい」と強調した。
ボンゴ大統領は協力関係強化に対する胡主席の提案に全面的な賛意を表し、「農業・インフラ・資源開発および人材育成などを相互協力の重点分野とすべきだ。より多くの中国企業がガボンでさまざまな形の協力を推し進めるのを歓迎する」と述べた。
会談を終えた両首脳は「中華人民共和国・ガボン共和国政府経済技術協力協定」など両国協力の3文書に調印した。
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