大学で学費新システムを実施
2月11日の報道によると、中国大陸部の一部の大学で、今年から単位に基づく管理制度が実施され、学費納付のシステムが変わる。学生は履修単位数に応じて学費を納入することになる。
新制度では、学生は経済力と学習意欲に応じて、自ら履修コースと専攻科目を選択することができるようになる。取得する学位の数や、卒業の時期――繰り上げて卒業するかどうかも自分で決められる。大学は一応修学年限を設けるが、それより早く必要単位数を満たせば繰り上げ卒業でき、逆に単位が足りない場合は卒業を最高3年間延期することもできる。
大学は物価部門が承認した学費基準に基づき、登録単位数ごとに学費を徴収し、学年の終わる前に実際の履修状況に応じて精算する。学費納入システムの変更により、大学教員にやる気が起こさせるとともに、学費の透明性が高まることが期待される。新システムは、今年は全国の3割強の大学で実施される見込みである。
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