パプア・ニューギニア、台湾の住民投票に反対
パプア・ニューギニアのソマレ首相の訪中で、中国とパプア・ニューギニアの両国は2月9日、共同プレス・コミュニケを発表した。同コミュニケでパプア・ニューギニアは、「住民投票を含め、台湾当局による台湾独立へのいかなる動きにも反対する」と表明したほか、次の内容を確認した。
パプア・ニューギニアは、台湾問題は中国の内政問題であると認識している。「1つの中国」の政策を実行し、国家の統一を守るための中国側の努力を尊重・支持し、中国が早期に平和的統一を実現することを希望する。パプア・ニューギニアは台湾海峡および同地域の平和と安全の維持を支持する。このため、パプア・ニューギニアは、台湾との交流を経済分野の範囲内に厳しく限定し、「1つの中国」に反するいかなる接触も持たないことを、中華人民共和国政府に重ねて保証する。
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