東方航空公司、12億ユーロを
投じて旅客機購入を計画
中国三大航空会社の一つである中国東方航空公司は、エアバス社からA330型旅客機の購入を検討していることを明らかにした。このほか、ボーイング7E7型機の購入も視野に入れているという。
業界筋の予測によると、A330型旅客機10機を12億ユーロを投じて購入するといわれている。エアバス中国公司は、東方航空が一定数量のA330型機を購入する意向があることは認めているものの、具体的な購入日程については未定であるとしている。
このほか、エアバス中国公司は、東方航空以外にも数社とA330型旅客機の売買協議を進めており、その中でも中国南方航空は購入を前提として細部の調整を始めているという。
また、ボーイング社も中国航空各社との協議を始め、各社が一斉に運輸能力の拡大に力を入れている。なお、東方航空公司は2020年までに7E7型機を20機も購入することを計画している。
このほか、中国国際航空、東方航空、南方航空など航空6社が2004年末までに合同で7E7型機を発注するという予測もある。日本の全日空は、50機の7E7型機を発注し、発注総額は60億ドルに達するという。
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