中国政府、遺棄化学兵器の
処理加速を日本に強く要求
劉建超外交部スポークスマンは6月2日、旧日本軍の遺棄した化学兵器が黒竜江省チチハル市で発見された事件について、記者の質問に答えた。
――チチハル市で先日、日本の遺棄化学兵器が再び発見された。中国はこれについて、すでに日本側に申し入れを行ったか。
黒竜江省チチハル市で5月23日と24日に、中国侵略日本軍の遺棄した化学兵器が再び見つかった。現地政府が国の関係部門の指導に従って、迅速に措置を講じたため、死傷者は出なかった。現場は適切に処理された。
これと同時に、中国は日本に外交申し入れを行った。日本側の専門家は31日、発見された鉄製の容器と砲弾が日本の遺棄化学兵器であることを確認した。中国はすでに、早急に人員を派遣して処理・密封作業を行うよう日本側に要求した。また、日本政府に適切な措置を講じて、化学兵器の処理を加速するよう強く求めている。
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