2004 No.23
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胡錦涛主席、ブッシュ米大統領と電話会談

胡錦涛主席は5月29日夜、ブッシュ米大統領と電話会談を行った。

ブッシュ大統領は、国連安全保障理事会にこのほど提出されたイラク問題決議案に関する情況について説明し、この問題で中国と引き続き協力を進めたいとの希望を表明した。ブッシュ大統領はまた、「台湾問題に対する中国の関心を理解する。米国側は『一つの中国』政策を遂行し、米中の3つのコミュニケを堅持し、『台湾独立』に反対することを重ねて強く言明する」と述べた。

胡主席は、「イラク問題を適切に解決する正しいルートは、イラクの全面的な主権回復、民主による公正な選挙のできる限り早期の実施、広範な代表性をもつイラク新政府の選出であり、同時に国連が重要な役割を果すことが必要だ。われわれは、国連安保理が新たな決議を採択するのを支持する。各国が積極的かつ実務的なおよび責任感ある態度で協議を進め、できる限り早く共通認識が得られるよう望む」と述べた。
台湾問題について、胡主席は、「『台湾独立』勢力が台湾を中国から分裂させようとする活動は、依然として台湾海峡地区の平和と安定にとって最大の脅威だ」と強調し、「われわれは、米国が実際行動で『一つの中国』政策を堅持し、中米の3つのコミュニケを遵守し、『台湾独立』の承諾に反対し、台湾当局に誤ったシグナルを発しないよう望む」との希望を表明した。

胡主席とブッシュ大統領は共に、引き続き共同で努力し、中米の建設的な協力関係の絶えまない発展を推し進めると表明した。