中国の市場経済秩序整頓と規範化作業に著しい成果

北京で開かれた全国人民代表大会常務委員会会議が12月27日、明らかにしたところによると、昨年以降、中国政府の市場経済秩序整頓とその規範化を図る一連の行動が現在著しい成果を挙げている。

中国国務院の関係責任者は同日、全国人民代表大会常務委員会会議で行った報告で次のように述べた。

ここ２年来、中国政府は食品安全の強化、血液採取と供給秩序の整頓、知的所有権の保護、密輸とマネーロンダリング取締りなどの面で、多様な項目にわたって効果のある特別活動を展開している。関係法体系の整備や市場への監督と管理の強化に絶えず努力してきた。これと同時に、中国は誠実と信用を重んじるアカウンタビリティに関する宣伝教育を大々的に展開し、社会でそのシステム作りの推進に取り組んでいる。

　同責任者は更に、「当面、中国では、市場経済秩序整頓と規範化作業がすでに臨時的、突貫的なものから制度化、法制化したものへと転換され、社会全体に市場経済の秩序を乱す行為を予防し、それを取り締まる意識と能力が絶えず高まってきている」と指摘した。