2005 No.02
(0103 -0109)

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国務院台湾事務弁公室、「両岸間の春節チャーター便、実施を望む」

国務院台湾事務弁公室スポークスマンは1月2日、今年の春節(旧正月)の大陸部・台湾間のチャーター便乗り入れについて、新華社の記者の取材を受け、次のように答えた。

台湾の一部の政党や民間の代表は最近、台湾の主管部門に今年の春節のチャーター便を実施するよう希望し、台湾の商工団体や航空業界からも同様の希望があった。祖国大陸で幅広い投資を行っている台湾商人や一部地域の台湾資本企業協会の会長は、具体的な提案を行っており、「双方向の直接的な往来、便利と安全」の原則に基づいて今回のチャーター便を実現させるよう求めている。

春節はわれわれ中華民族の伝統的祝日である。郷里に戻って新年を祝い、また(台湾の)家族を祖国大陸に迎えて団らんしたいという広範な台湾商人の希望をかなえさせるため、われわれは今年の春節のチャーター便実施に向けて努力したい。チャーター便の具体的な手順や技術的・業務的問題の手配については、本来は両岸(大陸部と台湾)間の協議メカニズムを通して解決することができる。しかし、周知の原因で、両岸は現在話し合いを進めることができない。こうした状況で今年のチャーター便を順調に実現させるため、今年のチャーター便の技術的・業務的な手配について両岸の航空会社が直接相談し、共通認識に達し、手配をして、それぞれ実施することが可能だと考えている。

最近、台湾地域の主要指導者や台湾の関連部門も今年の春節のチャーター便実施を提案している。彼らは言うことを必ず実行し、台湾市民の願望と利益という点から出発して、今年の春節のチャーター便を実施させ、大陸部で1年間苦労して働いた台湾商人が台湾へ戻って家族と共に春節を祝いたいという強い願望を満足させることを心から希望する。