2005 No.03
(0110 -0116)

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胡総書記、共産党紀律検査委で違反行為は容赦しないと語る

中国共産党中央委員会の胡錦涛総書記は1月11日、中央紀律検査委員会第5回全体会議で次のように語った。

腐敗反対と廉潔提唱の能力は、党の執政能力の重要な現れであり、党の執政地位を強固にする重要な保証である。各クラスの党委員会と政府は、いずれも憂患意識を高め、党の執政能力を向上させ、党の執政地位を固める戦略的高度から、腐敗反対と廉潔提唱活動の極端な重要性をいちだんと認識しなければならない。

表面上の問題と根本的な問題を同時に解決し、懲罰と予防を同時に行い、予防を重視することを堅持し、社会主義市場経済体制に見合う教育・制度・監督を同様に重視する腐敗懲罰・予防システムを速やかに確立することは、党中央が歴史的経験を総括し、情勢を科学的に判断する基礎の上で行った重要な戦略的政策決定である。腐敗予防活動にいっそう力を入れるには、引き続き教育にいちだんと工夫を凝らし、指導幹部に意識的に腐敗を拒否し、変質を防止し、率先して廉潔であるように自律させなければならない。引き続き制度整備に工夫を凝らし、腐敗反対や廉潔提唱活動の制度化、法制化を推進し、法律と制度の規範と保障の役割を発揮する。引き続き監督に工夫を凝らし、人民から与えられた権力を人民の利益をはかるために用いるよう保証する。引き続き、腐敗予防の諸活動を改革し、統一的に掌握し、改革の深化と体制の革新により、腐敗問題を根源から予防、解決する。

当面、われわれは紀律・法律違反案件の調査・処分活動に引き続き力を入れ、指導機関や指導幹部の職権乱用や汚職の法律・紀律違反案件の調査・処分を重点として、腐敗者を厳重に処罰する。大衆から通報された際立った問題を重点に、末端で発生した権力を乱用して私利をはかる案件を厳しく調査、処分し、民衆の利益を損なう不正の風潮を断固として是正する。要するに、いかなる紀律・法律違法行為も追及しなければならず、決して容赦してはならない。