中国財政部の関係筋、「内外企業の所得税率を統一する時期になった」と表明
中国財政部の楼継偉常務副部長は1月16日北京で開かれた「中国経済情勢報告会」の席上で、「中国では内外企業の所得税を統一する時期がすでに整った」と表明し、さらに次のように語った。
現在、中国にある外資系企業は企業所得税の面で超国民的待遇を受けており、その税率は中国国内の企業より10ないし12ポイント低いもので、これは非常に不公平なものである。いまは、外資系企業に対する所得税の税率優遇を取り消し、簡素化させ、内外企業に対し統一した政策を実施するとともに、中クラスのやや低い税率を適用し、その後、産業や地域別に優遇を与えるということを真剣に考慮すべき時期になった。
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