2005 No.05
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>>中日交流

武大偉外交部副部長、「釣魚島問題、努力で解決可能」と表明

武大偉外交部副部長は1月21日、外交部の公式ウェブサイトでインターネット利用者と交流し、「努力によって、釣魚島(日本名は尖閣諸島魚釣島)問題を適切に解決することができると信じている」と表明した。

武副部長は、「中日関係は中国と日本のいずれにとっても大変重要であり、地域の平和・安定・発展にとっても極めて重要である。これは中日両国の首脳が過去30年以上にわたり、両国関係を改善、発展するため共に努力した根本的な理由である。中日関係には、歴史問題、台湾問題、釣魚島問題など未解決の敏感な問題が存在している。こうした問題の解決には、双方が引き続き努力する必要がある。釣魚島問題では、中日双方の主張が異なっている。われわれは中国固有の領土だと考え、日本は日本の領土だと考えている。そのためこの問題の処理は大変敏感であり、両国政府が十分な話し合いを通じて解決の方法を模索する必要がある」と述べた。

また武副部長は、ケ小平氏が1978年に日本を訪問した時に述べた「われわれこの世代は聡明ではなかった。次の世代がわれわれよりも聡明で、問題解決の方法を見つけることができると信じている」との発言に触れ、「釣魚島問題は努力によって適切に解決することができると信じる」と表明した。