2005 No.05
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>>中日交流

武大偉外交部副部長、中日関係、靖国問題について語る

武大偉外交部副部長は1月21日、中国外交フォーラムで市民とインターネット上で交流した。ユーザーとの一問一答は次のとおり。

日本が歴史を正視することを希望

――武先生は中国政府から駐韓大使、駐日大使としてそれぞれ派遣された経験をお持ちです。中韓両国人民はそれぞれ日本にどのような姿勢で臨んでいると思うか。

中国人民と韓国国民は、日本軍国主義が中国を侵略し、韓国を植民地統治したという歴史的見方と姿勢において、ほぼ一致している。両国人民はいずれも日本政府が過去の不幸な歴史を正視し、新しい歴史観で自国民を教育し、かつて歩んだ古い道を再び歩まないよう望んでいる。日本との関係発展についても、中韓両国の見方はほぼ似ている。一つは歴史を鏡とする主張、もう一つは未来に目を向けるとする主張である。

靖国問題を適切に解決

――武副部長、経歴を見ると、あなたは日本人との付き合いが長いようだ。日本人は本当に中国人をそんなに恨んでいるのか。あの靖国神社に、なぜ人々はこぞって参拝に行くのだろう。

私の日本での仕事は18年間に及ぶ。日本を理解していると言ってもいいだろう。私が全般的に感じるのは、日本の政府と民間を含む広範な各界の人々が、われわれ中国にとても友好的だということである。

靖国神社の問題だが、これは歴史的に残された問題だ。この問題をめぐって、われわれと日本政府との論争はすでに多くの歳月を費やしたが、いまだに結論が出ていないと言わざるを得ない。私はこの問題が両国関係発展の過程において適切に解決されると信じている。